紘「夢斗、愛紗、お前らが最後だぞ」

『ごめんなさーい』

紘「まぁいい」

こうちゃんは優しいからな〜

らいと違って説教みたいなことはしないし


紘「いきなりだが来週に文化祭がある」

『いぇーーーい!!!』

『ホストやりたい!』

『男女逆転のカフェやりてぇ!』

『はぁー? ホストだし!
夢斗様たちのホスト姿絶対に見るんだし!』

『カフェだ!
夢斗様たちのメイド姿見てぇし!』

なんであたしの名前が出てきてるんだ?

ホストの格好もメイドの格好もしたくないんですけど…


みんなそんなに楽しみなのか?

テンション高すぎてついていけないな

しかも女子と男子で意見別れて揉め始めたし

こうちゃん怒る前に止めに入ったほうがいいよね?


空「みんな?
喧嘩しないで話し合いにしよ?」

『はい。騒いでしまってごめんなさい』

空「大丈夫だよ!
早くみんなで話そ!」

『はい!』

ハァー

止めれてよかった

愛「さすが夢斗!
あたしだったら止めれないよ!」

空「ありがとう?」

愛「なんで疑問形なの?
そこは素直に喜ばないと!」

空「ありがとうございます(棒」

愛「棒読み!」

空「はいはい」

『夢斗様!決まりました。
愛紗ちゃんは男装のカフェやります!
もちろん夢斗様と遼様たちと金龍の皆様は強制ですからね!』

空「ありがとう(ニコッ」

いつもの癖で思わずありがとうって言っちゃったよ

裏方でいいんだよね?

空「ねぇねぇ、僕って裏方でいいんだよね?」

『違いますよ!
夢斗様たちは接客です!』

空「そ、そうなんだ」

『はい!
私たち頑張ってカフェの制服作るので!』

空「じゃぁ僕たちはサイズ測ってこようか?」

『お願いします!
終わったらこの紙に書いてください!』

空「ありがとう!」

こんなにみんなが楽しみそうなら、やるしかないよね!

頑張ろ!

空「愛紗ー!
服のサイズ測りにいこ!」

愛「うん!
ほら!みんなも行くよ!」

詩・蒼・海『はーい!』

朔「あぁ」

この4人は素直だからいいけど、ほかの人たちはどうしようかな?

愛「そうのカフェ店員の姿見たいな〜」

奏「っ、分かった」

さすが愛紗だな

空「ねぇ、みんなお願いっ!」

怜「分かったから、その上目遣いや、やめろっ」

空「う、うん?」

遼「はぁー、やるしかないな」

悠「やるよ」

玲「夢斗が言うならやる」

よかった!