空夢side

空「りょう、おはよう」

遼「おはよ」

空「…なに?」

遼「いや、美鬼っていう族潰ししてるヤツ知ってるか?」

美鬼として活動を初めてからもう3日も経ったから、さすがにりょうの耳にも届いちゃったか

多分、気付いてないと思うけど

空「知ってるよ。
光鬼と似たような格好して似たような倒し方するんでしょ?」

遼「あぁ」

倒し方変えたのは誰にも金狼、月華だということがバレないようにするため

そのせいで最初は光鬼の真似じゃないかって言われたんだよね

今は光鬼と違うって言われてるからいいんだけどね

空「それがどうしたの?」

遼「美鬼は金狼と並ぶくらい強いと言われている。
何か知ってることないか?」

空「知らない」

知ってるも何もあたしが美鬼なんだから

まぁ、ここであたしが美鬼ですなんて言えないけどね

1つだけ、りょうが言ったこと間違ってる

美鬼と金狼の力は同じくらいじゃない

金狼の方が美鬼よりも強い

だって金狼の方は守るものがあるからね

遼「そうか。ごめんな」

空「ううん」

りょう、ごめんね

全部終わったら、愛狼のみんなと金龍のみんなに話すから

みんなに危険な目に合わせるわけにはいかない

あたしが絶対に守るから



愛「夢斗おはよう!」

空「おはよう。
何かいい事あったの?」

愛「やっぱり夢斗にはバレるよね。
こっち来て!」

空「あぁ」


愛「あのね、今まで嫌がらせしてきた子たちが誤ってくれたの!」

空「良かったね(ニコッ」

愛「うん!」

あの子たちもやっと謝れたんだ

これであさの不安もとれたかな?

空「教室に戻ろっか」

愛「うん!」