こんなに放課後になるのを早く感じるって初めてだな

頑張らないと

メイク濃くなって香水もキツくなってるんだろうな〜

ハァー

メイク落としてもらえないかな〜

あたしがメイクしてあげたいくらいだな

ん?

あー!!

あたしがメイクしてあげたらいいのか!

ちょうどメイク道具も持ってるし

そうしたら臭いのは変わらないけど、ケバくはなくなるかな?

とりあえずやってみよ!

空「ごめんね。待った?」

「だ、大丈夫です!」

あれ?

メイク薄くなってる

メイクする必要なくなったからいっか

空「どこに遊びにいきたい?」

「ゲームセンターでもいい??」

空「いいよ!」


ゲームセンターって学校から意外と近かったのか

今度、愛狼のみんなと金龍のみんなで来たいな〜

「プリ撮るのってダメかな?」

空「別にいいよ。撮ろ!」

「やった!」


プリを撮った後もほかのゲームで遊んだり、カフェでお茶したりした

話してみると学校の時とは大違い

ちゃんと笑えてるし

ぶりっ子口調でもない

何が君を苦しめているんだろう

何が君を変えているんだろう


空「ねぇ、今日の朝あさの靴箱に紙入れてたよな??」

「ごめんなさい!
本当はこんなことしたくなかったの!」

空「怒らないから話してもらえるかな?」

「はい」




空「分かった」

彼女の話をまとめると、蒼の幼なじみで蒼のことが昔から好きだったらしい。

だけど、たまたまつるんでいた人たちがギャルだったため昔みたいに話せなくなった。

そのギャルたちの中でも彼女は運動神経も良く、頭も良いため気が付けばリーダーになっていたらしい。

それでリーダーとしてギャルたちが嫌ってる愛紗をいじめてたらしい。