彼の前でシャーペン落としちゃえ!

ぽとっ。

彼、イヤホン外した!私に気づいた?

シーン。

あれ? 何もしない。鈍感?

数十秒しても気づかない。やっぱり鈍感?

本当は自分から声をかけたくないけど、彼かわいいし、友達になりたい! 声をかけよう!

苺:「あの……ピンクのペンどこかに落ちていませんでしたか?」

彼:「知らないなあ。俺、バス乗るから。」

苺:「?」

彼はバスに乗ってしまった。