雨宮と別れて30分後 私は家についた

門を カシャン と開けると奥から ダダダダダッ と

走ってくる音が聞こえた

? 「おねぇちゃーーーーん!!!!」

ドンッ と私に突進してきた

? 「おねぇちゃん!おかえり!!」

そう言って 私を笑顔で見上げるのは 妹の 翠春(みはる)

私とは 12歳も離れている

恋春 「翠春、ただいま。もう保育園から帰ってきてたの?」

翠春 「うん!!」

恋春 「そっか、庭でなにしてたの?」

翠春 「カエルさんと遊んでたの!!」

恋春 「またカエルか。」

なぜその時 雨宮の顔が 浮かんだ

恋春 「……!!……なんで雨宮が……」

翠春 「おねぇちゃんどうしたの?」

恋春 「……!なんでもない!ほら風邪ひくよ!お家入ろう」

雨宮が浮かんできたことは 無かったことにして 私は家の中に入った。