「あれ、俺のパンツがない・・・」

タンスにしまっておいたはずのシャツも靴下もない。

さてはまた姉が盗んだんだろう。

「・・・ったく」

俺はすぐさま姉の部屋へ。

「姉ちゃん!」

あえてノックはしない。

「ん?どうしたの?さっくん」

「さっくん言うな!それより俺のパンツ返せよ!」

「えー、いいじゃんかぁ」

『いいじゃんかぁ』が姉の口癖。

「ダメに決まってるだろ。ほら、早く出して」

「むぅ・・・」

ほっぺを膨らます姉は可愛くなくもない。

「はいどーぞ」

「どーも・・・ってこれ姉ちゃんのじゃねえか!!」

「可愛いでしょ?」

「まぁ確かに・・・じゃなくて俺のパンツ!!」

本音が出てしまったじゃないかこのバカ!

「はいはいこれね~」

「最初から出してくれ・・・ん?なんか濡れてる・・・」

「あっ、そ、それは・・・///」

その反応、まさか・・・

「食べてたから唾液がついたのよ~」

唾液かよ!って何期待してんだ俺!

「ってか汚ねぇなおい!」

「えへへ///」

まぁこんな感じで姉は俺の下着をよく盗む。