朝早い高速バスに乗り東京に向かった。
バスの中では化粧をしたりドキドキした。
翔とのメールも続いている。

[おはよ!翔。バスに乗ったよー!!]

[バスに乗ったかぁ。
東京近くなったら教えてね。俺は寝るよー。]

と翔はまた寝た。

東京に入り翔に連絡してバス停まで迎えに来てくれることになった。

バス停に着くと背が高くなった翔が待っていた。

私はなんて声をかけなければいいかわからなかったけど翔が声を掛けてくれた。

「こっちだよ。さくら。久しぶりだね。」
と翔は私の荷物を持ってくれた。

私はドキドキした。
「うん。ありがとう。」

「疲れたでしょ。これから俺のアパートに行こう。」
翔はあの頃と変わらずに少しリードしてくれた。
翔のアパートに行った。
部屋にはパソコンの他には何もなかった。
白ベースの部屋だった。

私は可愛くいないとってずっと思っていたから一言一言を気をつけた。

「今日はこれから何するの?」
と私は翔に聞いた。

翔は
「ごめん、今日の夜急にドラムの依頼入っちゃって。1人でここまで来れる?
着いたら電話して。」
と翔からSuicaと地図を渡された。

私はとっさに
「行ける」
と答えてしまった。
不安過ぎるのに。

頑張ってライブハウスに着いて翔に電話した。

翔はライブハウスから出てきた。
見たことない翔でかっこよかった。
けど、周りにいた仲間には紹介もしてくれずに

「まだ、時間あるから商店街ブラブラして
19時にこのこのチケットでライブハウスに入って。」
と言いライブハウスに戻って行った。

私は悲しくなった。

ライブの時間になりライブハウスに行った。

異空間で悲しくなったので途中で外に出て、駅に向かった。

丁度、スタバがあったので紅茶を飲んだ。

2時間くらい経ったのかな。

翔から電話がきた。

「どこにいる??」

「ここ何処かな。探してみて」
と私は言い電話を切った。

結局、翔はわたしを見つけられなく30分経って
駅に居ることを伝えて一緒に帰った。