「俺、あん時に誓ったんだけど。お前を嫁にするって。」 翔湊……?何言ってるの? もしかして、覚えててくれたの? 思考回路が完全にストップしているあたし。 「お前は、竹野が好きなんじゃねーの?この前、デパート一緒に入るの見たんだけど?俺。」 「た、竹野さんは、ちがうよ!!あたしは、ずっと翔湊が……っ!!」 くるりと、半回転させられて 目を閉じるまもなく、翔湊の顔が近づく。