「これ「翔湊、あたし翔湊の事、好きなの!!」」


もう、ここで言うしかない。



絶対振られる。翔湊はずっと思っている子がいる。



でも……


言わなきゃ……!!





「ずっと、翔湊の事が好きだった。ごめんね、好きな子がいるのに!これだけ!!じゃね!!」


言葉を選ぶ余裕なんてこれっぽっちもなくて、頭に浮かんだ言葉を一気に叫びながらケーキと、プレゼントを翔湊に押し付け
家を出ようとする。










ぐいっ……!