「めー覚ましたなら、俺行くわ。」


「えっ、」



すっと、握られていた手を離され、その場を離れようとする翔湊。



「もう大丈夫だろ?歩けるくらいに回復したら、体育館来いよ?竹野来てる。」


竹野さん来ることは知ってるけど……

そういって、保健室を出ていった