「おまえ、ボール真っ向から喰らって、1時間くらい寝てたぞ。バカが尚更馬鹿になるな。」

…………

「あんた、心配してくれてんのか、貶されてるのか、よく分かんないんだけど。」



あれ、なんかいつも通り……翔湊だ……




「お前を心配するような俺に見えるか?ボールくらって、頭やっぱいかれたんじゃね?あ、ごめん。もともとか。」



ふっ。と鼻で笑いながら、開いてる左手であたしの頭をポンポンする翔湊