とある美術部の恋事情

「晃。」


まっすぐみて言った。



無視される。




「お願い。聞いて!涙」



なんか涙が出てきた。



ばかか。




「ハァ」



ためいきで返事を返された。




「何が気に入らなかったの?」



直接聞いてみたほうが確かだと思って聞いた。




「・・・」





「付き合って早々こんなことが嫌だよ。ちゃんと話して」





「・・・嫉妬した」




「え??」



「よく自分の気持ちとかわかんないけどお前と四季が話しているのを見てなんだか胸がチクッってなった。」




そうだったんだ。




意外に嫉妬深かったんだねw




なんか青春を感じるな





「なーんだ。結構心配したのにw」




「ごめん。」




なんだか和解したようだ。




よしっ。このことがばれないように部室に戻んなきゃ。