とある美術部の恋事情

sana side


「あ、」


何を言おうとしたか忘れてしまったけど固まってしまった。



晃怒っているのかな。



嫌だな。




「ちょっと追いかけてくる~」



もっと関係が深くなったから



いつもより胸が痛くなった。




屋上へと急ぐ。




なぜ屋上に向かったかというと




私が前の部活が上手くいってないとき


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「どうしてこんな上手くいかないんだろう。与えられた役目が果たせない涙」



独り言をぶつぶつ言っていた。




「なら屋上来なよ。」



その時多分晃と思われる人物に話しかけられた。




「え?」




「放課後なら入っていいんだ。悩みとかもスッキリするから」

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ガラ




そこにはやはり晃がいた。