とある美術部の恋事情

「こんにちはー。」




よっし大丈夫。



って同じクラスなのに何も言われなかったから大丈夫だよ。



「沙菜。あけおめー」



そういえば年あけてからちこに会ってなかったね




「また海外行ったんでしょ?お土産プリーズ。」




「はいはい。帰りのミーティングでね」




えっと・・晃は・・




「残念だね。晃は1番めんどくさい教室掃除だからまだ来てないよ」





この声は・・・





四季!!!




ってバレてないよね!?大丈夫だよね!?





「あーあけおめ。何で晃の事かと?」





「勘だよ。勘。そっちの恋は上手くいってるの?沙菜の事だからテストを捨ててチョコ作って告白でもするのかな~」





「失礼ね。さすがに次のテストは捨てないよw そっちこそどうなの?」




「別になんとも。もうあきらめるって言ったじゃん。」



「あきらめちゃだめだよー。ホワイトデーとか修学旅行とか?」




そんなくだらない話をしていたら晃が部室に来ていた。




嫌そうな目でこっちを見ていた。




なんかしたっけ・・