晃は息を切らして来た。
「どうせ遅れてくることはわかっていたけどね」
「ごめん。」
「いいよ。慣れたし」
嫌味らしく言う私。
「てかズボンみじかっ。足凍るよ」
「うん。寒い。これしかなかったんだよ」
どんまい。
「んまあ、混んできたし並ぼう!」
同じ考えの人が多かった。
家族で恋人で一人で・・神社の外まで並んでいた。
「これは当分かかりそうだな。何する?」
「んーー。なんとなくしりとりしよw」
今年の振り返りもいいなって思ったけど振り返っても仕方ない。
「じゃあ猿年だったから さるから」
「る・・ルビー!」
「い・・イカスミ!!」
「ミ・・みそ!」
「そ・・空」
「ら・・・ランドセル!!」
「る・・ルパン三世」
「い・・イス」
「ス・・スイカ!」
「か、仮面」
晃の負け
「よわwww」
「夜中だから頭が働かないんだよ」
「へーー」
「あと15分で年明け。何しよ」
「んーー。四季さんとゆなさんの2017年を予想してみる?」
「斬新なアイデアだな。俺の勘は当たるからさニヤッ」
「まじ?じゃあどうなる?」
「バレンタインデーはテストと被って進展なさそう。修学旅行とか?」
「なるほど。今から楽しみだ」
「あと5分」
そして少しの沈黙が続く。
この空気苦手。晃なんか喋ってよ
私が話すか
「そろそろ2017年になるね・・」
「あのさ」
「??」
「沙菜の事が・・・好きです」
「どうせ遅れてくることはわかっていたけどね」
「ごめん。」
「いいよ。慣れたし」
嫌味らしく言う私。
「てかズボンみじかっ。足凍るよ」
「うん。寒い。これしかなかったんだよ」
どんまい。
「んまあ、混んできたし並ぼう!」
同じ考えの人が多かった。
家族で恋人で一人で・・神社の外まで並んでいた。
「これは当分かかりそうだな。何する?」
「んーー。なんとなくしりとりしよw」
今年の振り返りもいいなって思ったけど振り返っても仕方ない。
「じゃあ猿年だったから さるから」
「る・・ルビー!」
「い・・イカスミ!!」
「ミ・・みそ!」
「そ・・空」
「ら・・・ランドセル!!」
「る・・ルパン三世」
「い・・イス」
「ス・・スイカ!」
「か、仮面」
晃の負け
「よわwww」
「夜中だから頭が働かないんだよ」
「へーー」
「あと15分で年明け。何しよ」
「んーー。四季さんとゆなさんの2017年を予想してみる?」
「斬新なアイデアだな。俺の勘は当たるからさニヤッ」
「まじ?じゃあどうなる?」
「バレンタインデーはテストと被って進展なさそう。修学旅行とか?」
「なるほど。今から楽しみだ」
「あと5分」
そして少しの沈黙が続く。
この空気苦手。晃なんか喋ってよ
私が話すか
「そろそろ2017年になるね・・」
「あのさ」
「??」
「沙菜の事が・・・好きです」

