とある美術部の恋事情

「なんですか。いきなり」



「えっと・・その。。」



「帰りたいんですけど」




何この人。気持ち悪い（失礼）



「西島さんの事・・好きです。」



「は？」



本音がｗ　てか何？いきなり




まだ会ったばかりなのに好きって言われても




てか好きってなんだかわからない。




「無理です。」



この人の事を好きになれる自信なんてない。



「なんでっ・・・」



すごい悲しそうな顔してる。




「まだ貴方の事知らないし好きになれる自信がないです。」




「でも付き合ってから好きになってくれれば。」





「恋ってそんな簡単なものなんですか？」




って私何言ってるんだろう





「え。」




そう言って私は去った。




自分の言った言葉が自分に突き刺さる。




好きってなんだろ。重いもの？




ﾋﾟﾛﾝ



ｌｉｎｅが来た。




『今日大丈夫だった？　何もできなくてごめん・・。』





晃からのｌｉｎｅ。




心配してくれていたんだ。




『大丈夫。』





このときから心が動き出した。




晃だけ別の感情がもてる気がする。