重い足取りで学校へ向かうと

校門に入った途端聞こえる声

それは私に向けられたもの、

「何でまだ学校きてるの?」

「早くやめてよね!天音様たちが可哀想!」

「ほんと!懲りないわね、」

もう、聞きなれちゃった

悪口を聞きなれるってのも変だけど

私はみんなの言葉を無視して教室へ向かう

教室に入っても続く声

それも無視して机に座るすると、やってくる

クラスのボス女子と、取り巻きたち

ボス「ちょっと、こっち来なさいよ」

「なんで?なにかよう?」

ボス「はやく!こっちこいっつってんでしょ!?」

髪を引っ張られて連れていかれたのは 女子トイレ

入った途端に殴られ蹴られ 罵声を浴びせられる

早く死ねよとかお前が悪いとか

なんとか言ってたのかな?

殴られててよく聞き取れなかったけど

これは、毎日の日課、これを耐え続ける

そうすればほら、

“キーンコーンカーンコーン”

チャイムがなるの、
そうすると彼女達はお決まりのセリフを言って

ボス「明日もやるからね」

帰っていく、

なぜ私がこんな事になったかと言うとね

あの日、あのたった1日で何もかもが変わった