暗闇の姫

私は珠李亜ちゃんにあの日、公園で言われてから

怖くて倉庫に行けなかった、、

湊はメールで

《倉庫なんでこねぇの?俺は待ってるからな》

ってよく言ってくれるけど

他のみんなは何も言ってこない。

やっぱりいらない存在なんだってちょっとずつ

思い込んでいってしまう、

でも何日かたったある日

私の携帯が鳴った

画面を見ると奏海からですっごい嬉しかった

優《もしもし?》

奏《今すぐ倉庫に来い》

それだけを言ってすぐに切られてしまった

なんどろう?と思いつつ

でも奏海に言われたこともあり

私はわくわくしながら倉庫へ向かった

倉庫の扉を開いた途端

天音の下っ端さんたちがこっちを睨みつけている

何で?とは思いつつ総長、副総長、幹部、姫

しか入れない部屋に行った

入った途端 目の前には傷だらけの珠李亜ちゃん

制服もボロボロで体全体が痛々しいほど傷つけられている

優「どうしたの!?」

そう言うと 奏海の口から思いも寄らない言葉が出てきた

奏「お前がやったんだろ」

優「まって、私!?私!やってないよ!!」

奏「珠李亜がお前にやられたって言ってんだよ!」

優「じゅ、珠李亜ちゃん!?まって、私じゃない!」

私は公園で珠李亜ちゃんに言われたことを思い出して

必死に伝えようとした

優「この前珠李亜ちゃんに呼び出さー「「もういや!!」

私の言葉を止めたのは珠李亜ちゃん、

そして、

珠「どうして嘘をつくの!?
今までずっと我慢してた!珠李亜をどれだけ殴れば
気が済むの?!私に天音を抜けろって言ってきたり!
珠李亜は、みんなが!大好きだから!
抜けたくない!!だから、今まで我慢してたのに!」

優「抜けろって言ったのは…そっちでしょ!?」

珠「そんなに珠李亜を抜けさせたいの?
珠李亜が優音ちゃんに何をした?珠李亜はただ
仲良くしたかったのに、、」

優「ちが!珠李っ「「もうやめろ。」

奏「最近お前倉庫にも来なかったろそれは
珠李亜を裏でいじめるためだったんだろ?」

優「違うッ!!」

奏「もういい。言い訳なんて聞きたくない」

陸「最低だね」

海「そんなことする子だったなんて」

勇「ひどいよ」

宗「早く出ていってください」

湊「わかんねぇよ…」

奏「裏切り者は、早く出ていけ」

奏「ぁあ、お前なんか
ーーーーーーーいなくなればいいのに」

ねぇ。みんな、わからない?

あの子は笑ってるのに私は泣いているのに

あなた達は何も見えていない、