暗闇の姫

【優音】

ある日、私は珠李亜ちゃんから呼び出されて

倉庫の近くの公園に行った

優「用ってなにかな?」

珠「あのさ、奏海の事欲しくなっちゃっただからさ、
別れてくんない?」

そこにいるのは珠李亜ちゃんなのに

まるで別人の女の子のようだった

優「まって、欲しくなったって、奏海は物じゃないんだよ?」

優「別れてって、無理に決まってるでしょ?! 」

珠「物だよ?奏海っていう、天音っていうブランド」

珠「服と一緒!欲しいと思ったら買うでしょ?手に入れるでしょ?それと一緒よ」

優「なに、、を、ゆってるの?」

珠「だーかーらー!珠李亜1人の物にしたいの!
天音も、奏海も!!」

優「無理だよ、、奏海は私の事が好きなんだよ?
付き合ってるんだよ?!」

珠「どーだろ、最近の奏海ちゃんと見てるよね?
奏海は珠李亜とばっか話してあんたなんか無視でしょ?」

確かにそうだった、奏海は私より珠李亜ちゃんとの

方が楽しそうで、幸せそうに笑っていた、

優「それでも、私は奏海から離れたくない
天音という居場所も失いたくないもう、天音しかないの、、私には」

珠「はぁ、めんどくさ まぁ?元々あんたが
すんなり了承するわけないと思ってたからいいんだけど」

優「え?どうゆうこと?」

珠「珠李亜が追い出してあげる????」

優「え?追い…出す?無理だよ、皆が許さないよ!」

珠「どーだろ?みんな珠李亜が言えば
すーぐに信じると思うよ?笑」

優「私は、みんなを信じてる」

珠「あっそ、勝手にすれば?」

そう言って珠李亜ちゃんは帰っていった

怖かった、珠李亜ちゃんが来たことによって

皆は私をいらない物として見ているかもしれなかったから

また、居場所が無くなるのが怖かった