アイリス



「俺がやりたい。



…ほら、こっち来て。」



私は仕方なく起き上がって奏の隣に座る。



「俺とおんなじ匂いがする。」



奏は嬉しそうに言う。



「…奏。」



奏はなんで私のこと好きなんだろう。



いつから好きなんだろう。



「ん?なに?」



奏はいつもと変わらない様子で優しく聞く。