アイリス



「ふぅ。」



奏は、私をベッドに下ろすと、その隣に腰を下ろす。



「真由は多分言っても聞いてくれなさそうだったから、強制連行。」



私は起き上がろうとする。



「だめ。



それより真由、髪濡れてる。



乾かすからこっち座って。」



奏は手招きをする。



「いいよ、自分でやる。」



そう言うものの、ドライヤーはすでに奏の手にある。