『お腹いっぱいになったアンノーンは餌を食べるために来たから、それがクリアしたならばもう海底にいる意味はない。そうなると…』


『『『『『浮いてくる…』』』』


皆もわかったようだ
『そうだ…まぁあくまでも仮説だからな』

『でもそうだとしたら船上にいる妾達…危なくないか?』

あ…あぶねぇじゃん
やべぇ

そう思っていると…

ザァーーーーー!!!
ザバーン!!
『なんだ!?船が揺れるぞ!』姫華はパニックを起こしている

『すぐにそこを離れろ!!』
麗矢の合図に船は本部の方へ緊急避難しようとした

だか…次々に海が山みたく膨れ上がっていく!


道が塞がれた!!
これじゃ船が渡れない

その時ギィギィギィー!ギィギィギィー!と次々に聞こえた





この鳴き声は…

『アンノーンだ…』俺はそう言った

俺の予感は…また当たってしまった




《麗矢side終わり》