んであの光は?


わけわかんねぇ…


ザザッ『おい!今偵察隊から連絡来たがアンノーン増えてるぞ!倒したんじゃないのか?』

上司の新からだ

『こちら雷斗。敵がどこにも…いないんだ』

『こちら麗華。だから敵を倒すに倒せない』

二人は諦めモードになっていた

『なに?!…だが、こちらには敵が増えたと連絡が…』
新は信じられん…とつぶやいていた


『敵が、増えている。けどどこにもいない。どーやう事だ…』俺は一人で考えていた




『新…』俺は新の名前を呼んだ

『なんだ?麗矢』なんかびっくりしてるし…
そんなことより


『今回嫌な予感がする。さっきから小さな粒子が空を待っている。色は薄紫…一瞬の光も見た。こんな自然現象は聞いたことがない』

皆は黙って聞いてくれている
麗矢は続けて話す


『ここからは俺の仮説だが…上空から落ちてくるという事は誰かが意図的にばらまいたという事。それが海の中に落ちて底に溜まる。これがアンノーンの餌だとしたら?』

『餌…』麗華がつぶやいた

『そう、餌…だとしたらそこに溜まった餌をどうやって食べに来る?』

『………ハッ!…底に餌があるなら上空から飛んでくるより…海底を進んだほうが人間にも見つからず餌まで辿り着ける。…まさか!!』


麗華は気づいたようだ
さすが、俺の妹であり嫌な予感を感じてたからな






俺は続けた