「そんな!何で深月の番号が無いの?」

ママは、私が不合格になったのが信じられず、ぼーっと、していた。


ママの気持ちがおさまって、いつも通りに戻った頃、私は「出てけ。」と、言われていた。

あれから、雪なんて見たくもない。
聞きたくもない。

あの頃の、私は何処へいってしまったの?