彼岸花 〜儚く散り逝く花〜


プルルルルルルルルルルルルルルルル!

電話が、鳴っている。

「はい。渡邉です。どちら様ですか?」

『SK女学園です。』

「はぁ。どうしましたか?」

『あ、はい。実は、冬月さんには、試験時に不正行為をしたという情報を得ておりますので、後日学園までいらしてください。』

「………………はい。」

『では、失礼いたします。』