彼岸花 〜儚く散り逝く花〜

深月は、私の名前。

あ!
私の番だ。
箱に手を突っ込む。
どうか!
窓際の隣が居ない席にしてください。
そう、思いながら1枚の紙をひいた。


ハズレだった。


私は、四方を囲まれている席になってしまった。

「深月さんは、ここね。」

 先生は、黒板の席順に、『深月』と書き入れた。

「えーーーーーーーーーーーーー。」

 クラス中がブーイングの波におそわれる。