「はぁ。」

「そっか。劇になったのか。深月の学校。」

帰り道、司と川辺で話していた。
司は、私の文化祭の話を聞いて、楽しそうだ。

「ホントは嫌いなのにねぇ。」




ブルルルルルルルルルルルルル!




スカートのポケットの中のガラケーが鳴った。
あれから、ケータイは触ってない。