出来るだけ強気で向かうことにした。

姉は、ムカッとしたらしく、バンッと机に模擬試験冊子を叩きつけた。

「あんた、私のいる学校に来ないでよ。こんな馬鹿でアホがきたら、こちらだって、迷惑なのよ!」






そして、当日。
私は落ちた。

姉は、クスクスと、笑っている。
両親は、私を睨みつける。

『塾代だって、タダじゃないのよ!』

そう、言われた。