「……え?」
俺の心からの叫びに、なぜか美月は首を傾げている。
大きな瞳を瞬きし………何キョドってんだ?
「ちょっと…エッグ」
「はい、姉さん」
キョドったままの美月は、隣に立つタクシー運転手の制服を着用した蔵野さんを指でちょいちょいと呼び、耳に口を寄せ………。
「星路……なのか?…で……星路………そう?………星路……」
「姉さん……星路さんは……で……はい……星路さん………」
俺をチラ見しながら内緒話してるんだけどぉっ!!
「星路は……星路………だろ……星路……くくく…」
「星路さんは……はい………星路さんで………星路さん………星路さん………ふふふ…」
俺の名前連呼しすぎじゃね?!
微かに笑いながらだし!
蔵野さんと目を合わせ頷いた美月は、今度は俺を押さえるビルダーの一人に耳打ちし始めた。
「星路……だから……で…」
「……ぷぷ…マジですか?」
ビルダーまでもが笑ってやがる!
すっげぇ感じ悪ぃ――――!!
「ちょっと…何の内緒話してんの?!」
「星路には関係無いよ」
「明らかに俺を見て笑ってんじゃねぇか!」
俺の心からの叫びに、なぜか美月は首を傾げている。
大きな瞳を瞬きし………何キョドってんだ?
「ちょっと…エッグ」
「はい、姉さん」
キョドったままの美月は、隣に立つタクシー運転手の制服を着用した蔵野さんを指でちょいちょいと呼び、耳に口を寄せ………。
「星路……なのか?…で……星路………そう?………星路……」
「姉さん……星路さんは……で……はい……星路さん………」
俺をチラ見しながら内緒話してるんだけどぉっ!!
「星路は……星路………だろ……星路……くくく…」
「星路さんは……はい………星路さんで………星路さん………星路さん………ふふふ…」
俺の名前連呼しすぎじゃね?!
微かに笑いながらだし!
蔵野さんと目を合わせ頷いた美月は、今度は俺を押さえるビルダーの一人に耳打ちし始めた。
「星路……だから……で…」
「……ぷぷ…マジですか?」
ビルダーまでもが笑ってやがる!
すっげぇ感じ悪ぃ――――!!
「ちょっと…何の内緒話してんの?!」
「星路には関係無いよ」
「明らかに俺を見て笑ってんじゃねぇか!」



