玄関を出るとやっぱり
慌てた女子達がたくさんいた
「彩香ぁぁぁあ!朝ごはんどうする!?」
「私も困ってる…。」
この人は
山城沙絵(やましろ さえ)
数少ないお友達で
仲が良いラインキング1位の子。
「彩香のところは男子何人?」
「3人だよ。」
「一緒だ!他のところは2人だったり
1人だったりするみたいだよ。」
「へぇ…。」
2人とか1人とかずるいぜぃ。
こちとら男子3人なんだぜぃ。
つらいんだぜぃ。
喋りながら走って3階のスーパーへ向かう。
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
予想どうり女子達がたくさんいた。
どうやらうちの中学校の人だけがこの建物の中にいるみたい。
私とちび川のように
同じ部屋の人同士が買い物に来ている
ことは少なくなさそうだ。
沙絵はすぐにパンのコーナーへ向かった。
「俺、朝パンが食べたいんだけど
天と優はお米がいいって。」
「えー。3人一緒で良くない…。」
ろくに朝ごはんを作ったことの無い
私が2パターンご飯を作ることなんて
不可能だ。
うーん
考えろ私。
…
「分かった!
ちょっと高くつきそうだけど…。」
ちび川と私は袋に入っている
バターロールで
天と優にはお惣菜コーナーから
納豆巻きを買って朝ごはんとしよう。
我ながら天才だわ私。
よし。
全部カゴに入れたぜ。
あとはお会計に…
って並びすぎぃぃぃい!
レジが15個しかないからってこんなに並ぶ!?
しょうがない並ぼう。
「彩香、こっち早いよ。」
「え!本当!?」
声をかけてくれたのは
小原玲(おばら れい)
お友達ラインキング沙絵にならんで
1位の子。
素直に玲が言ってくれた方に並ぶと
本当に早い。
お会計をサッと済ませ
荷物をちび川に持たせた。
「本当に俺偉いわ…自ら荷物持ち
になるなんて…。」
「アーハイソウデスネ。」
「冷たいな…。」
3階から一気に12階の部屋に戻るのは
階段かエレベーターしかなかったが
お会計が早かったおかげで
エレベーターは空いていた。
今は8:00
『間に合う!!!』
私とちび川は2人の待つ
"1201"の部屋へと歩きだした
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
部屋に帰ると
テーブルの周りにちょこんと座って
携帯ゲームをしている2人がいた。
「朝ごはんなんだけど
手抜きとか言わないでね。」
私は保険をかけた。
優は袋から納豆巻きを取り出した
「納豆巻きなら許す。」
よし。いい子だ。
「天も納豆巻きなら許す。」
よし。2人とも黙って食べたぞ。
ちび川はパンを2人分トースターで
焼き直してくれている
2人分やるところが偉いよね。
全員ご飯を食べ終えたのは
『8:20』
絶対学校に間にあう!
よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
朝ごはんクエストクリアだぜ!
♪てれれてってってー
的な効果音が聞こえる気がする。
(何故か私は1人でクエストだと
思っています)
男子は勉強道具をリュックに入れ
時間まで待つことにしたらしい
4人とも携帯やタブレットで
遊んでいたら優が
「このアプリでグループトーク作ろうぜ。
この先絶対に役に立つと思う。」
それもそうだねと
アプリでグループトークを作ってみた。
グループトーク名は
"1201"
私達の部屋の番号
8:45
男子3人は仲良く
地下にある学校へ向かった。
慌てた女子達がたくさんいた
「彩香ぁぁぁあ!朝ごはんどうする!?」
「私も困ってる…。」
この人は
山城沙絵(やましろ さえ)
数少ないお友達で
仲が良いラインキング1位の子。
「彩香のところは男子何人?」
「3人だよ。」
「一緒だ!他のところは2人だったり
1人だったりするみたいだよ。」
「へぇ…。」
2人とか1人とかずるいぜぃ。
こちとら男子3人なんだぜぃ。
つらいんだぜぃ。
喋りながら走って3階のスーパーへ向かう。
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
予想どうり女子達がたくさんいた。
どうやらうちの中学校の人だけがこの建物の中にいるみたい。
私とちび川のように
同じ部屋の人同士が買い物に来ている
ことは少なくなさそうだ。
沙絵はすぐにパンのコーナーへ向かった。
「俺、朝パンが食べたいんだけど
天と優はお米がいいって。」
「えー。3人一緒で良くない…。」
ろくに朝ごはんを作ったことの無い
私が2パターンご飯を作ることなんて
不可能だ。
うーん
考えろ私。
…
「分かった!
ちょっと高くつきそうだけど…。」
ちび川と私は袋に入っている
バターロールで
天と優にはお惣菜コーナーから
納豆巻きを買って朝ごはんとしよう。
我ながら天才だわ私。
よし。
全部カゴに入れたぜ。
あとはお会計に…
って並びすぎぃぃぃい!
レジが15個しかないからってこんなに並ぶ!?
しょうがない並ぼう。
「彩香、こっち早いよ。」
「え!本当!?」
声をかけてくれたのは
小原玲(おばら れい)
お友達ラインキング沙絵にならんで
1位の子。
素直に玲が言ってくれた方に並ぶと
本当に早い。
お会計をサッと済ませ
荷物をちび川に持たせた。
「本当に俺偉いわ…自ら荷物持ち
になるなんて…。」
「アーハイソウデスネ。」
「冷たいな…。」
3階から一気に12階の部屋に戻るのは
階段かエレベーターしかなかったが
お会計が早かったおかげで
エレベーターは空いていた。
今は8:00
『間に合う!!!』
私とちび川は2人の待つ
"1201"の部屋へと歩きだした
゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚*.。.*゚
部屋に帰ると
テーブルの周りにちょこんと座って
携帯ゲームをしている2人がいた。
「朝ごはんなんだけど
手抜きとか言わないでね。」
私は保険をかけた。
優は袋から納豆巻きを取り出した
「納豆巻きなら許す。」
よし。いい子だ。
「天も納豆巻きなら許す。」
よし。2人とも黙って食べたぞ。
ちび川はパンを2人分トースターで
焼き直してくれている
2人分やるところが偉いよね。
全員ご飯を食べ終えたのは
『8:20』
絶対学校に間にあう!
よっしゃぁぁぁぁぁぁぁぁあ!!!
朝ごはんクエストクリアだぜ!
♪てれれてってってー
的な効果音が聞こえる気がする。
(何故か私は1人でクエストだと
思っています)
男子は勉強道具をリュックに入れ
時間まで待つことにしたらしい
4人とも携帯やタブレットで
遊んでいたら優が
「このアプリでグループトーク作ろうぜ。
この先絶対に役に立つと思う。」
それもそうだねと
アプリでグループトークを作ってみた。
グループトーク名は
"1201"
私達の部屋の番号
8:45
男子3人は仲良く
地下にある学校へ向かった。
