私は思い足をなんとか動かしながら家へ帰った。
こうたからまだ何を言われたわけでもないのに
あの子が絶対にこうたのことを好きって確定したわけじゃないのに。
ネガティヴな私の思考は悪いように物事を進めていく
公園行こうかな…
私はいつもの公園に寄った。
そしていつも座るベンチに腰をかけた
こんな簡単に折れていいのかな
♫〜♫〜♫
「にか〜!今日の写真ちょうだい!」
こうた…
いつも通り、いつものようにLINEをくれるこうた。
私…。
私はこうたとの写真を見返した。
「ブッサイクな顔…」
緊張してブサイクな顔だし
こんなのこうたに見せれるわけない
「ごめん、保存するの忘れてた。。」
嘘はつきたくないけど、こうたに見せたくない。
♫〜♫〜♫
「そっか!残念、ならまた今度撮ろうな」
私、なに考えてたんだろう
なにこうたの事疑ってるんだろう
こうたの言葉を信じなくてどうすんの私
自分に自信がないからって、こんな事思ったらダメだよね。
♫〜♫〜♫
「なぁ、今週の日曜日大会があるんだけど見にこいよ!」
なんか、泣きそうになった。
私ばっかり嬉しい思いしてる。
「うん!いく!」
いつしか追いかけるのは私ばかりで
でも、伝える勇気はなくて
この時、どうしてれば私は気持ちを伝えられたんだろう
こんなに、手放したくない存在に出会ったのは
初めて。

