好きって言ったらどうする?


そろそろ帰らなきゃいけない時間。



今日は手つなげなかったな〜



まぁ、いいっか、話せて楽しかったし。





「そろそろ帰る?」




「そうだね、帰ろっか」




私の返事と同時にこうたはサッと立ち、



私に手を伸ばした




「はい、手。」



わぁぁ。こうたの手だ。



「あ、うん。」



手を伸ばして握ると、こうたの手はあったかくて




「うわ!冷た!にかやばいだろ。」




そう言って私の手を両方握って



温めてくれた。





「あったかい。ありがと」



手はあったまったのに、なかなかこうたは手を離さない



向かいあって両手を繋いでる状態で



2人の沈黙。



この前はほっぺ触ってなんとか誤魔化せたけど、



私、手放すタイミングわからないんだよなぁ、



こうたはなんで手を離さないんだろう。。




ブラブラしたりちょっと握りを強くしてみたりしたけどこうたはそれに合わせるだけで




離しはしない。



帰らなきゃ、いけないだろうにな…




こうたももしかして、タイミング逃してるのかな?





よし。言ってみよう…






「こうた…私こういう時手を離しきれないんだよね〜。」




「じゃあ、今度はもっと早くから手繋いどこ。」




「え?あ…うん。」




突然の言葉に驚きを隠せなかった。




でも、とても嬉しい言葉で、



戸惑いつつもゆっくりと幸せを噛み締めている





「あと、こーすれば手話せるんじゃね?」





「わっ」





そう言ったこうたは私の両手を引っ張った。


こうたの胸にぶつかっちゃう




こけちゃう



そう思った私はこうたの胸にしがみつくしかなった