そんな簡単に言うことなんか出来ず
今の私にはこうたを手放す勇気なんか無いから
ずっとこのままでいれたらいい。
そう思った。
それが間違ってた事には気づかずに。
「帰ろっか。」
「そうだな〜帰るか。本当に1人で大丈夫?」
「大丈夫だいじょうぶ!あ、そういえば!これ!はい!」
「これ…時計??」
こうたの腕につけたのは
私がこうたのために選んだ時計。
「そう!このまえ友達と遊びに行ったときにね、こうたに似合いそうだな〜って思って買ったの!付けなくてもいいからね!全然大したものじゃ無いし!」
「ありがとう!ま〜いつかつけちゃるわ!」
絶対付けないくせに。
まー喜んでくれてるみたいで良かった
付けてくれなくても
私がこうたのために選んだものを
こうたが持ってくれてるってだけで
私は嬉しい
それからこうたとは分かれた。
今日も幸せな1日だったな〜

