ゆうきと出会ったのは、それから1ヶ月も経たないうちだった。
急に連絡が来た。
♫〜♫〜♫
だれだろう。
見てみるとそこには、
「一目惚れしました。にかちゃんの1つ年上の新ゆうきです!よかったら、話しませんか。」
だれ?と思った。私は、彼のことを何も知らない。
でも、別にことわる理由もなかった。
「いいですよ。よろしく。」
最初の私のイメージはきっと、
生意気で
無愛想。
だったと思う。
それから毎日話すようになって
電話もするようになった。
初めてゆうきに会った日。
いろいろな所に行って、いろんなことを話して
1日、とても楽しかった。
帰り際、ゆうきが
「キスしていい?」
暗かったけど、恥ずかしそうにしているのがわかった。
「え??」
私は、急な一言にとても驚き、良いも悪いも言えなかった。
「 ! 」
答える間もなく、ゆうきは私にキスをした。
優しくて。あったかくて。
これが、私達のはじまり。

