「それは…嫌かも…」
「でしょ?!やっぱそれは好きなんだと思うけどな〜。この後会うんでしょ??なら確かめてきなよ!」
「え?」
確かめる…??
「もし、会って話して楽しくて、帰り、帰るとき!こうたくんとさよならするのが名残惜しかったり、寂しかったり、したらそれは絶対好きってことだから!」
そうか…
そうなのか。
「わかった。試してみる。」
「よし!報告してよね!」
♫〜〜♫♫
「終わってご飯食べ終わった!どこに行けばいい?」
「いま〇〇にいるよ。堤防あがろうか??」
♫〜〜♫〜〜
「わかった!そうして!俺も今からいく!」
「かな、じゃーね」
「うん!にかばいばい!」
かなとわかれて堤防に向かった
こうたとLINEで話しながら
待ち合わせの場所に行った。
「にかー!」
「あ、こうた!」
いつも見る制服や練習着のこうたとは少し違ったジャージ姿のこうたもまたかっこよかった。
それからこうたとたくさんの話をした
学校のこととか友達のこと
好きなことととか
楽しかった。
ただただ笑ってた。
「あ、もうこんな時間かよ!送るよ!」
「え、いいのに…」
「だめだめ!暗いし危ない!送る!道どっち??」
誘ったのは俺だからって
私を家まで送ってくれた。
その家までの少しの距離も
またこうたと話すことができて
嬉しかった。
「あ…」
「きれいだな」
2人同時に見上げる星空。
「ほんと、綺麗…」
明かりがなにもない堤防から見上げる星空は
いちだんと綺麗で光ってて
そして何よりもこうたと2人でみる星は
とても綺麗だった。

