好きって言ったらどうする?


今日は日曜日。



花火大会。



「にかー!おまたせ!」



「いこっか。」



人がとても多い。




人混みは嫌い。



けど、花火はすき



すべてを忘れられるから



音や色



花火には魅力がある








7時になると、もう周りも暗くなってきて




花火が打ち上がる時間。





パーン





パパーン





「きれい…」




写真を撮るのさえもったいなくて



ただ花火に見とれてた



一つ目の花火が終わった。



「かな、ちょっとトイレ行ってくるね。」



「わかったー!ここでまってるね!」



ちょっと離れてるけど入口のほうのトイレに行った。



「えっとー、たしかかき氷屋の前だったよね…」



人ごみに押しつぶされそうになりながら



かなを探す



ふと見ると



「こうた…」




少し人が少なくなってる段差に1人で座っているこうた




なんでひとり…?




ちょっと話しかけてみようかな。





「やあ。」





「…!」




なにも言わないけどびっくりしているのは分かる。




初めて話すわけでも無いのにそんなに驚く?





「はぐれたの?」




「うん、みんなバラバラみたい。」




声を出すと同時に立ち上がるこうた




さっきまでこうたを見下げてたのに




あっという間に私が見上げる側になって。




「そっか…」、






話しかけたのはいいけど、



なにも話すこと無いや。



いつもならこうた話してくれるのに




なかなか喋らないし…




「友達は?」




「あっ、向こうでまってるよ。」





「なら、こんなとこで話してないで行った方がいいんじゃない?」





え、、?





なんでそんなことゆーの。





「あ、そうだよね、ごめんね!じゃあ。」





それ以上なにも言えなかったし





言われなかった。