「久しぶりだな〜、にか、なんも変わってねえ!」
たった3、4ヶ月会ってなかっただけだから、変わるわけないじゃん
私はあの時のままだよ。
でも、なんだかゆうきは寂しそうで
あの時のゆうきじゃなくて
「ゆうきは、なんか元気ない。」
「そーう?変わってないつもりだけどなー!」
何かあったのだろうか。
聞きたいけど、聞けない
「彼氏できた??」
できるわけないじゃん
「できないよ。できるわけない。」
「そっか、なら俺は?」
え、、?
いま、なんて、、
「俺と付き合うのは??」
「え、、」
「俺、にかと別れて俺にずっと告ってきてた奴と付き合ったんだ。けど、なんか上手くいかなくて。好きって自分で思ってたつもりだったけど、やっぱにかと過ごしたこと忘れられなくて……」
「別れたんだ。」
うそ…
うれしい…
ゆうきも、そう思ってくれてたの??
私がいいって、思ってくれてたの??
うれしい…
バタッ
「えっ?」
急に押し倒された私。
意味がわからない
「すきだ」
キスをされた
「あっ、やめて!!」
ヤられる。
抵抗できない
いいの?
こんなので
ゆうきが私のことすき?
じゃあなんで
会いに来てくれなかったの。
じゃあなんで
もっと大切に扱ってくれないの。
ゆうきは
私のことなんか、すきじゃない
ただの、
都合のいい女。

