こうたとの距離を感じ始めて
2週間たった。
テストもとっくに終わったのに、連絡はこないまま
「終わっちゃったな」
笑わなくなった。笑えなくなった
愛しい気持ちも、薄れていって
「もういいかな」
そう、思っていた。
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「にか!ご飯いこ!今日の夜!いいね?」
お昼休み、一緒にご飯を食べていたらかなが言ってきた。
「そうだね。いいよ、わかった。」
忘れたかった
振られる前に、嫌いになりたかった
・
・
・
「ねえ、にか、大丈夫なの?最近元気ないよ?」
よく行く焼肉屋さんでかなが私に問いかけた
「いや…なにもないよ?!全然大丈夫!睡眠不足かな〜??」
「にか、辛いんでしょ?こうたくんと何かあったんでしょ?話してよ。なんでも聞くから」
涙がでた。
「かなっ…ごめん…私…こうたに嫌われたっ…」
どうしてか分からない
やっぱり私がいけなかったのだろうか
気持ちを素直に伝えきれなかった私が。
どうでもいいことで拗ねたり怒ったりしたのがいけなかったのだろうか。
私はなにができたんだろうか。
「ねぇ、にか?もうすぐ卒業だよ?正直さ、にかがこんなに誰かを思ってるの始めて見た。今までの彼氏とは、ちゃんと、恋してなかったでしょ?」
「え…?」
恋、してなかった…?
してなかったのかな
してたつもりなんだけどな…
「今まで何かただただ必死だったじゃん?でも今のにかは本気で思って、考えて、ちゃんと恋してる。相手をちゃんと見てる。私はそんなにかが好きだから、いつも応援してたんだよ?」
「かな…」
「だから、後悔してほしくない。絶対にしてほしくない。恥ずかしくても怖くても、にかにはぶつかっていってほしいって思うよ。私も頑張るから。」
「うん…」
何かを忘れかけていた気がする
自分の気持ちをいつも押し殺してきた。
でも、こうたは全て受け止めてきてくれたから、
私も私らしく入られたんだと思う。
だからこうたを好きだったのに…
それを無かったことにしようとしてたなんて。
バカだ…
「かな。私頑張る。こうたにちゃんと気持ち伝えて、後悔しないように頑張るから!ありがとね。」
「うん!!にか、がんばれ!」

