守るために


猫について行くと目の前には桜の木に囲まれた大きな扉があった

猫は扉の前で止まった

真央は扉が気になりよく観察すると、扉には鍵穴があり、猫は首についていた鍵をくわえてこちらを見ていた


「なんだ?扉を開けろってことか?」


猫はニャーと鳴きながら首を縦にふっていた。


「しょうがないな、開けるから鍵を貸してくれるか?」


真央は猫に問うと猫は真央の手のひらにくらえていた鍵を置いてくれた

「じゃあ、開けるぞ!」


真央は猫からもらった鍵を使って扉を開けた