「…だったら、お前だってずるい。
月が綺麗ですねがI LOVE YOUなんて

俺が知らなかったらどうしたんだよ。」




「っ…だって、伝わらなくてもいいって思ったから。

遠まわしに、伝えて…っ「直接言われる方が俺は好きだよ。

ね?教えて、梨々花。

梨々花の気持ち。」




耳元で囁かれ、
背筋がぞくぞくする。



「好き。大好き。」