「ほらな。あーあ。椿はいいよなぁ。顔はいいし、背は高いし。」
「お前も顔はいいじゃん。」
「俺はどーせチビですよー。」
純はふてくされた。
「はは、ごめんよ。」
「別に怒ってないけど?」
いや…純さん??普通に怒ってるでしょ…。
その時、
「椿ー。純ー。」
「「雅!?」」
走ってきたのは、大谷雅。
俺たちの幼なじみで、俺たちの片思いの相手。
俺は純の気持ちだって知ってるし、純も俺の気持ち知ってる。
簡単に言えばライバルなんじゃない?
「なんで今日、迎えに来てくれなかったの!!??」
雅が怒りながら言った。
「あぁ…うん…」
「あぁ…じゃないわよ!!」
雅は俺をグーで殴った。
「いてっ…」
俺の隣で純が爆笑してた。
お前のせいでもあるだろ((怒