借金取りと私の関係【完】

気まずい雰囲気のまま、部屋に入ると、黒崎さんはいつものソファに腰を下ろす。



「…何で一緒にいたの」



そんな黒崎さんから聞こえた声は、予想外に落ち着いた声だった。



「は、話しを…聞いてもらってました」



「話し?」



何が理由にしろ、黒崎さんを傷つけたのは私。



(傷つけてばっかだなあ…私)



「黒崎さんと付き合うってなって、どう接したらいいか分からなくて…」



バカだと笑われるかもしれない。



そんな理由で、と呆れられてしまうかもしれない。