借金取りと私の関係【完】

私がそう言うと、真琴さんは私の手を取って休憩室から出た。



「え、ちょ、真琴さん…!?」



「悪い、今日ちょっと抜けるわ」



真琴さんはそのまま外に出ると、警備している男の人にそう告げる。



男の人はなんの躊躇もなしに、片手を挙げた。



「え、そんな簡単に…っ」



「バカ、何年働いてると思ってんだよ」



私を振り返り笑うと、真琴さんは足早に私の手を引いて歩く。



振り払えるはずもなく、私はされるがまま真琴さんについていった。



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