借金取りと私の関係【完】

「ほんと、柚葉って…目の前の気持ちなんて見えないのな」



と、真琴さんが嘲笑を浮かべた。



「…え?」



真琴さんの呟いた声は、今にも消えそうで。



「2年間、ずっと見えなかったのかよ」



「どういう…?」



何を言ってるのか分からなくて、ただ真琴さんを見つめることしかできない。



「今から俺んち来ない?」



「い、今からって…真琴さん仕事中じゃ…」