借金取りと私の関係【完】

「真琴さん…?」



「まさか、あの電話してきた男じゃないだろうな?」



顔を上げた真琴さんから、反射的に目を逸らす。



こんなのバレバレだ。



「おいおい、嘘だろ」



「い、いろいろあって…」



「そんな奴やめとけよ。捨てられるのがオチだ」



真琴さんがいつになく真剣な顔をした。



もちろん、真琴さんがそう言う気持ちも分かる。



あんなに迷惑だと思っていた人だ。