借金取りと私の関係【完】

「え?もう?」



「もういいだろ、十分」



「え〜…じゃあ、あの道歩いて帰りましょうよ!」



柚葉が指差した、桜並木。



ピンク色のじゅうたんが敷いてあるかのような道だ。



柚葉がキラキラとした目で見てくるから、嫌とは言えずに頷く。



「やったあ!」



そんな姿を素直に可愛いと思う俺は、本当にこの子に夢中なんだと思う。



「すっごー!」



上も下もピンク色のその道で、柚葉がはしゃぐ。