借金取りと私の関係【完】

あ、と声が漏れる。



「あれ?黒崎さん、まさかこの女も…?」



「当たり前だろ」



「あ、当たり前…、それにしても私服で来させたんですか…」



スーツをきっちりと着たオジさんが、私を下から上まで品定めするかのように見てきた。



ムッとオジさんを睨む。



「く、黒崎さんだって私服じゃない」



「ばか、黒崎さんはいいんだよ」



「な、なによ…」



自分が場違いなのは分かってるからこそ、恥ずかしかった。