借金取りと私の関係【完】

太ももに手を這わせながら、耳を甘噛みした黒崎さんに、意識が朦朧としていく。



今日の黒崎さんは、やはり様子が違う。



いつもこんなに、心のないやり方をしない。



少なからず、優しさのある触れ方をするんだ。



「抵抗しないって、やっぱり満更でもないからでしょ?」



ニヤリと冷たい笑みを浮かべた黒崎さんを見て、私の中に哀しみが襲ってくる。



何がしたいのか分からない。



彼女がいるくせに、どうして私にこんなことをするの。



私、黒崎さんが、



「怖い…っ」