借金取りと私の関係【完】

「あんまり調子乗るなバカ」



ワシャワシャと髪を乱され、前が見えなくなる。



「ちょ、ちょっと何して…」



どうして。



楽しいなんて思って。



「今日はよく稼げたんじゃねーの?」



「そ、そうですね」



黒崎さんの見方が変わってしまうのが、どうしてか少し怖い。



けんごくんを見つめる黒崎さんの目を思い出すと、言葉にできない感情が疼く気がした。