カーテンから漏れた柔らかな日差しが僕の顔を優しくなでた。
「……ん…」
ゆっくりと上半身を起こした。
昨日は…。
頭に手をやり、まだ働かない脳をゆっくり動かして昨日のことを思い出す。
確か昨日は、蝶月と一緒に炎龍を攻めて…。
炎龍には圧勝して。
そういえば、炎龍は解散したんだっけな…?
どうだったっけ…?
……っ!
「悠太っっ!!!!」
は、そっか。病院か…。
それにICUだから僕は面会できない…。
「はぁ……」
思わず漏れたため息。
♪〜♪〜♪
暗い僕の気持ちを励ますように、明るすぎる音楽が流れた。
「こんな朝から誰…?」
ブツクサと文句を言いつつも、スマホを耳に当てる。
「もしもし」
『…もしもし?…佐藤くん?』
控えめで透き通った声が鼓膜をゆらした。
相手は悠太の大事な、大切な人。
「舞羽ちゃん?どうしたの?」


